

シベリウス公園 フィンランド / ヘルシンキ
テンペリアウキオ教会は、3度の設計コンクール(1932年、1936年)を経て最終的に1961年ティモ&トゥオモ・スオマライネン兄弟によって設計され、1969年に建堂されました。教会を囲む外壁は切断された岩により作られ、内側の壁は、岩盤がそのままの状態となっています。内壁として岩肌の様々色彩は、壁の美しさを際立たせます。天井と岩の間に180の窓ガラスがはめ込まれており、自然光が入るこむため教会内は明るくなっています。教会席は白樺製。自然を利用したフィンランド現代建築です。